大上の研究課題がJST創発的研究支援事業に採択されました

科学技術振興機構 (JST) が実施する創発的研究支援事業の2021年度研究提案募集に、大上が研究代表者として提案した研究課題が採択されました。

創発的研究支援事業は、特定の課題や短期目標を設定せず、多様性と融合によって破壊的イノベーションにつながるシーズの創出を目指す「創発的研究」を推進するため、既存の枠組みにとらわれない自由で挑戦的・融合的な多様な研究を、研究者が研究に専念できる環境を確保しつつ長期的に支援するものです。また、創発を促進するため、支援期間中は、異分野を含む多様な研究者同士が相互に触発し、切磋琢磨する「創発の場」を設けることで、破壊的イノベーションにつながるシーズの創出を目指すものです。2020年度から年1回募集されており、2021年度は2,314件の応募に対して259件の研究者による研究課題が採択されました。

大上の研究課題は「マルチモダリティ創薬を拓くインフォマティクス基盤」です。薬のタネとなり得るさまざまな分子の種類(モダリティ)を、統一的な情報技術・手法によって扱うためのインフォマティクス基盤の実現に挑戦します。